pax1182のブログ

乳がんの記録

手術のこと  20190809

乳腺のガンの摘出手術のみは 

開始(8:15)から3時間半で終わり、執刀医から家族に説明がありました。


リンパ節転移はなし。

大胸筋にも達していなかったので、乳腺のみの摘出をした、とのこと。

皮膚組織は全て残せたので、私の希望通りの手術となり、がんではない方の胸にメスをいれるのとは なくなりました。


その後 形成外科の手術に引き継がれ、

18:00に終了。


形成外科の先生の説明では、腹膜を切らずに済んだので、術後の回復も(腹膜を切る場合より)早いだろうとのこと。


通常筋膜の下にある血管を使うので筋膜を傷つけるが、今回は筋膜の上にある血管を使えたのでラッキーだった。1割しかない確率です、とのこと。




手術後 肩を叩かれたり、大勢に呼ばれたりして意識が戻った。

その時 私は夢の中で仕事をしていて、

「リストに製番を振らなくちゃ」

とアルファベット、数字を一生懸命間違えないようにエクセルに書いていた。


起こされて、目をあけると右から麻酔科の先生、左から乳腺科の先生が顔を覗きこみ、その回りに他のスタッフが全員私の顔を覗き混んでいた。(乳腺科、形成、麻酔科、看護師総勢10名)


右手の甲に点滴の針が刺さっているのに

麻酔科の先生が私の手を針ごと握り、

「分かりますか?これを握り返してご覧、」

と言うので、それは無理でしょう?!と思ったが

握り返さないとその手を離してもらえない勢いだったので 指先で握り返した。

「よし、大丈夫だ、」

と言われたので

「いてててて。」

というと、その場の10人くらいのスタッフが全員爆笑して、安心した雰囲気だった。

ようやく、手の甲に針が刺さっていた事がわかり、「これが痛かったのか」と、わかってもらえた。


問題ないことを確認すると管の処理?をして、手術台から入院ベッドに移動した。


ベッドに移動すると急に寒くなり、

室温も低く、背中にあたる布団も寒かったので一気に震えだした。

「寒い、寒い」と歯が ガチガチ鳴っていた。

吐き気も一緒にやって来て、

「吐くけど?」

というと入れ物を置いてくれた。

わたし、何でこんな言葉遣いなんだろう、

と思った


麻酔科の先生に

「吐くものがないよ!」

といわれ、

「じゃぁ、これ(容器)、いらないのか?」

といったものの、三回くらいもどして、、

1時間くらい して病室に運ばれてきたらしい。


幼児化 退行するって、これか。と思った。

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