しあわせ
小学校2年生のときに 初聖体(カトリック教会で初めてご聖体(キリストの体)をいただくこと)を受けたときに、お友達のお母さんが 詩集をプレゼントしてくださいました。
「しあわせ」 という詩集でした。
さらりと読んだ時に 印象的で 心が立ち止まった言葉がありました。
小学校2年生の私にはまだ理解できない言葉、まったく初めての考え方でした。
「あなたが幸せかどうか 問わなくともよい
あなたと一緒にいる人が幸せかどうかは 問うがよい」
「アッシジ(イタリア)の聖フランシスコの平和の祈り」に共通しています。
『フランチェスコの平和の祈り』
神よ、
わたしをあなたの平和の道具としてお使いください。
憎しみのあるところに愛を、
いさかいのあるところにゆるしを、
分裂のあるところに一致を、
疑惑のあるところに信仰を、
誤っているところに真理を、
絶望のあるところに希望を、
闇に光を、
悲しみのあるところに喜びをもたらすものとしてください。
慰められるよりは慰めることを、
理解されるよりは理解することを、
愛されるよりは愛することを、わたしが求めますように。
わたしたちは、与えるから受け、ゆるすからからゆるされ、
自分を捨てて死に、
永遠のいのちをいただくのですから。