感謝と 涙と、、、。
先日 会社の帰りに駐輪場で 自転車の鍵が硬くてかけられずモタモタしていると 隣の自転車の持ち主が来たので「すみません。」と寄って鍵をかけていました。私の背中越しにみていたようで
「鍵、外せないんですか?」
と声をかけていただき、
「いえ、鍵をかけられないのです。硬くて、、、。」
というと
「ちょっと、、、」
と 挑戦してくださり、鍵をかけてくださいました。
モタモタして邪魔になっていることも恐縮でしたから、鍵をかけてくださり、感謝!
「すみません。ありがとうございました。」
と その場は去ったのですが、、、
駅までの道を歩きながら 人の優しさに わぁっと涙があふれて両手で顔をおさえながら帰りました。
最近、、人の優しさに 触れることが多くて 涙があふれちゃうんですよね。
「がんノート」でも「キャンサーギフト」がんになって得たもの、「人の優しさ」ってあるのですが、
これは 聞いた話や、文字で読むよりも 実際、体験するとこんなにも感動!
職場でも 若手の営業マンと組んで仕事をしているのですが、私が がん宣告を受けたときから
「今現在の不調はあるの?」
と聞いてくれ、
「何もしてないのに心臓がばくばくいうのも皆あるとおもっていたし、立ってるのに立ちくらみ みたいに後ろに引っ張られそうになるのも貧血のせいだと思っていたから」
というと
「これから暑くなるし、外での作業は僕がやるから」
と 親身になって考えてくれて、本当に感謝なのです。
私も できることは減ってしまうけれど 入院中 出勤できない期間 少しでも営業が楽になるよう、今から先を見越して 仕事を残していけるようにしていきたい。
それから 家族、兄弟姉妹には 感謝しかないです。
私の通院、手術で有給を取り 立ち会ってくれる家族。
姉においては 病院の付添のみならず、一緒に情報収集し 考えてくれ、
手術の時 輸血になったら 血液製剤ではなく、まず最初に姉が血液を分けてくれる約束をしてくれました。
遠くに住む姉は「入院に必要だろうから」とパジャマを送ってくれたり、、、。
そして、、、
このブログを始めてから たくさんの「nice!」に励まされて、
見るたびに「手術、がんばって来い!」って言われているようで、感謝なのです。
本当は 「7/18 担当医との最終打合せ」記事を書いたら「8/7 腹部CT撮影」まで 動きはないので書かないつもりだったのですが、
読者数、、、こんなにも多くの方に訪れていただけるなら 私なりに何か残したいって思いました。
ちょっと笑えること、くすっと笑えることって人生の中で 舗道に咲く花のように 小さくて素通りしてしまいそうだけど 1日を飾ってくれる 貴重なもの。
「毎日が楽しくて、幸せ。神様ありがとう!」って思える大事な瞬間だと思います。
そして「がん情報」~わたしの場合
を残せることで 誰かの役に立ちますように、、、、。
周囲の人には心配をかけたくないので 体調の悪さ、体重減少、は あまり話していないのですが
ブログには記載していこうと思っています。
こんな経過、症状が有るんだ、って知ってほしいから。
そして、「変われることなら 変わってあげたい」と言ってくれた 昔からの仲間。
すごい愛だなぁって 思いました。
返せないくらい たくさんのギフトをもらっています。