春の養生 薬膳
二十四節気
【 春 】
立春 2/4頃 この日から立夏の前日までが春。日足が徐々に伸び、気温が上昇する。
雨水 2/19頃 雪が雨に変わり、積雪や氷も溶ける頃。春一番が吹き始める。
啓蟄(けいちつ) 3/6頃 冬眠していた虫たちが目覚めて穴から出てくる頃の意味。
春分 3/21頃 昼と夜の長さがほぼ同じになる。この日を挟んで前後7日間が春のお彼岸。
【春の養生】
草木が芽吹く季節。
心身共に、のびのびする季節。
血の巡りがよくなる春は 肝の働きが高ぶりやすく、胃腸の働きが弱くなりやすい。
生もの、冷たいものは控え、暖かい物をたべるようにします。
さっぱりとした味付けを基本に、刺激物、肉や高脂肪の食材は控えます。
甘味をとる:消化吸収の働きをもつ脾の働きをよくする。
あわ、麦、米、きび、豆、鳩麦等雑穀
人参、ゆりね、キャベツ、たけのこ、アスパラガス等 甘味のある、野菜
苦味をとる:余分な熱を取り、解毒を助ける
菜の花、春菊、うど、ふきのとう等旬の葉野菜、山菜。
セロリ、菊花、ミント、パセリ、三つ葉等の、香味野菜。
酸味を控える:肝が高ぶり過ぎないように
脾の働きを高める:肝が高ぶりすぎると脾が弱まるため
穀類、豆類、いも類、旬の野菜
なつめ、はすの実等
体に必要なものを、季節を感じながら得られることを しみじみ思う、
春はそんな季節です。
春が来るって思うと、わくわくします。