pax1182のブログ

乳がんの記録

バンド仲間

子供たちには いつも言ってた。


「今が青春時代だということ、

大人になって、自分で自分の青春時代は、、、と振り返ったときに、自分自身「これで、楽しかった❗」と言ってあげられるような日々を作りなさい。楽しいことは向こうからやって来るのではなく、自分でつくるもの、掴みとるもの。」



人生を受け身、受動から能動に切り替えるきっかけ 歯車を変えたかった。






長男は大学で演劇部に入った。


次男は高校で軽音楽部に入った。

ん?バンド?

主人がベースの基礎を習わせたい、というので、

高校のメンバーは習ってなかったぞ?

と ちょっと聞いてみよう、とご実家に電話してみた。


お母さんが電話に出られた。

「高校のときにお世話になっておりました、、もしよろしければご連絡先を伺いたいのですが、、、。」

「え?!!」

と息を飲んだように黙って、、、

そうだよね、不躾だ、

「連絡先を申し上げ、かけ直してもらっても、、」

返ってきた言葉に、私こそ息を飲んで動けなくなった。

「あ、いえ、、、去年13回忌が終わったんですよ。」

「えっ?」

「ずっと病気だったんです。肺に穴があいて、、。」

「自然気胸ですか?」

「はい、」

「あの、もしよろしればなのですが、お墓参りに伺っても宜しいでしょうか。」

「行っていただけるんですか?湯河原なんですよ。遠いんです。良いんですか?」


はい、、聞いてみただけです、、とはちょっと言えない。

   わなわな




GWの初日

湯河原へ一人旅。

御花を買って

雨だったけど たくさん話すことが、

たくさん たくさんありすぎて、、

帰りに温泉に入り、真鶴に寄り、、、

帰って来ました。







今日 次男に

「バンドのメンバーのうち、二人は他界してるんだ。結構みんな早くに亡くなってる。」

というと

「次は 母さんだね。」

と、横目に言う。

「うん、、、でも、向こうでまた 音を合わせられるなら、それも楽しみ。🎵」

といいながら歩いてきた。






帰宅してから、食事を作りながら もう一度次男に聞いてみた


「何で つぎは母さんって思ったの?半死(手術後)見てから?あのときどう思った?」

というと

「人ってこうやって衰えていくんだぁって、、、」

「衰え死ぬって感じだった?笑」

「うん、、人間って『むなしい』って思った。むなしいと、悲しいを一緒に思った。」


だから人生 楽しむために、軽音楽部に入って楽しんでるんだ!

と元気に言った。



とても大切。



楽しむこと。



嬉しいこと。


ともに笑いあえること。


ともに音を合わせて 魂を重ねあえること。

最高だ。








そして、、、、、

人生 一息ついたときでいいから、

時々 立ち止まって考えて欲しい。




人に与えることについて


愛を生きることについて



人生のなかで 


仕事をする上で


人と関わり合うなかで





キリストを生きるとはどういうことか


時々立ち止まって 神様に相談してごらん、



きっと  相談したそのときに


きみが神様の愛に満たされていることを感じるはず。



祈って涙が出るときは



魂が神様の懐にあるとき なんだよ❗


宇宙に抱かれた感覚。

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